肯定的に伝えてみたら…のお話

少し前に発達障がいのグレーゾーンの対応を書きましたが、ある保護者がこんな報告を下さいました。

(タイムリーにブログに掲載できずにスミマセン…。)

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『肯定的に伝える』の話、本当に良かったです!

あれから、気にしてみたらすごく違いました。
というか、自分が否定でいつも伝えていたことに気がつきました。
こうしたら、こうなっちゃうよ〜と、脅しや不安を煽る言い方ですね。
しかも、不注意で言わなきゃなことがたくさんあるから、無茶苦茶否定で伝える回数多かったです。

口頭でも肯定で言うと、耳の傾け方が違いますね。パッと意識を向けようとしてくれます。
いつもどんなことでも注意を引くのが難しいと感じてたので、すごい発見でした。

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このお子さんは6歳、障がいかどうか少しわかりにくいタイプのようで、診断はまだ受けていません。
親御さんはつい叱って育ててしまい、毎日親子ゲンカで、子育てに自信を失ってらっしゃいました。

ですが、発達障がいかも?と思うようになってから、本当に上手に視覚支援をされて、今は本人も親子の関係も、随分と落ち着いています。

新入学で不安定になり、また叱っちゃったみたいですけど、「肯定的な言い方」を取り入れて、持ち直されました。

ちょっとしたコツですけど、実践してみるとお子さんの反応は違ってきます。

ご報告ありがとうございます。

特性の説明は頭でっかちになりがちなんですけど、こうやって実践されてみた成果の報告を聞くと、ホントに嬉しくなっちゃいます。
大げさに聞こえるかもですが、小躍りしたくなり、支援者としての一番のモチベーションです。

これからも、ゆっくりのんびり付き合っていけることを願っています。

 

 

※ここに書いたことは、これまでの実践経験から得た知恵みたいなもので、研究による検証などは行っておりませんし、今後変わりうることもありますので、そのつもりでお読みください。

 

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