発達障がいの特性理解《深化編》 2024講座参加者の感想 後編

 

2025オンライン講座の参考として、2024オンライン講座に参加された方々の感想をご紹介いたします。
その後編、第3・4回の感想です。

 

前編、第1・2回の感想もどうぞ。

 

尚、本年度の講座については、『2025小箱オンライン講座のご案内』をご覧下さい。


2024小箱オンライン講座

『発達障がいの特性理解《深化編》』 第3・4回 参加者の感想

 

講座後のアンケートで、「掲載OK」にチェック下さった方の感想を、個人名や細かいエピソード等は省いて掲載いたします。


第3回 1月「記憶と実行機能」

 

*本日もありがとうございました。「スケジュールの自己管理スキルを育てる」のところで、ハッと気づきました。娘は自分の手帳に本人の心身のメンテナンス(楽しみやリラックスの時間)を書いていただろうか?と。大事なことですよね。もう一度親子で見直してみたいと思います。



*障害の併存や、重複例など、クライアントの方から困り感をきいても、その対処法について相談できる方もそういないので、大変参考になりました。お互いに創意工夫し、知恵を出し合うことが、面談内容の深まりにも通じる時もあります。一方で、なるべくHowto面談にならないようにするのも、特性のある方やその支援者の相談に乗る時は必要なのかな、とも思いました。参考文献が、新しいものもあったのでなるべく手に入れ、研鑽を深めたいと思います。

 


*今日も貴重なお話ありがとうございました。今日の内容は、いつにも増して思い当たることばかり。やはり実行機能は、うちの息子にとって切っても切れない永遠のテーマのようです(笑)多数派と少数派によって記憶の特性か違うというお話を聞きながら、だからこそ少数派のパターンをこうやって勉強しているわけですが、逆に少数派の人達が、多数派の特性パターンを、あの人達はこういう時こんな風に捉えがちなんだと学ぶ機会はあるのかな?あってもよいのでは?とふと思いました。うちの息子が、理屈で物事を捉えがちな傾向なので、よけいにそう思うのかもしれないし、私が知らないだけでもうそういう学びの機会はあるのかもしれませんが。次の講座も楽しみです!今日はありがとうございました!

 


*支援者として様々なケースが思い浮かび、できることがたくさんあると気づきました。記憶と実行機能について、なんとなく理解していたことが明確になり、多数派と少数派の差異が深まりました。特に、忘れる事は、ワーキングメモリーが弱いからと言う考え方だけでは支援につながりづらく、記憶や実行機能のいろんな特性があるからなのではという視点が重要。とのお話が一番腑に落ちました。また自分自身にも当てはまることが非常に多く、自己理解が深まりましたし、具体的な対策や工夫が知れて、前向きな気持ちになりました。先生の経験談や自己開示いただけたことなどが非常にありがたく、ワークシートなども見せていただき大変勉強になりました。本当にありがとうございました!

 


*実行機能の障害と完璧主義傾向の話が非常に興味深かったです。ちょうど今関わっているクライエントさんにとって、何がどう苦しかったのか少しわかった気がしました。ある一つの行動?に対しても、目標やタスクを細分化して、どの部分をどの程度狙っていくのか確認したり、ゴールではなく過程もあらかじめイメージできるようにしておけばよかったのだなぁと学びました。完璧主義の方がどんな思考に陥りやすいかの具体例やそれに対する対処などもっとお話が聞きたかったです。

 

 

 

第4回 2月「自他の感情の理解」

 

*自分の感情への対処の仕方のお話がとても参考になりました。イライラへの対処方法として不適切行動を行われていると思われる方へどう支援していけばいいのか考えるヒントになりました。ありがとうございました。



*先生、ありがとうございました。講座を視聴している私の横で、現在就活中の娘が「一般常識」の問題集を解きつつ、先生のお話の「感情や疲れの気づきと表出/対処の苦手さ」のところで、うん!うん!と頷いておりました笑。4回にわたって学ばせていただいた特性理解《深化編》、なるほど!と思ったり、そうだったのか!とハッとなったりの連続でした。今一度いただいた資料をじっくり読み返そうと思っています。最後にもう一度、ありがとうございました。



*話を聞きながら色々と頭に浮かぶ対象者さんがいて頭の中が忙しくなりました。こちらも、相手の方もお互いに理解が不足して、やりとりや、分かってもらうことを諦めるということは日常的に起こっていると思います。対処法や、特性を知り、その相手に合ったやり方に、自分の対応を変えると、相手とのやりとりも、関係性も変化させることができると、希望をがもてるのかな、と考えたりしています。色々情報も出してもらい、大変助かります。自分もまだまだ色々と勉強不足ですが、出来うる限り現場で学んだ事を生かしていきたいと思います。ありがとうございました。


*自他の感情の理解が難しい背景がよく分かりました。サポート方法で「まず、自分の感情を大切にすることから」と言われていたのが特に印象に残りました。今後、実践していきたいです。


*数回に渡り、ありがとうございました。障がいがある方の目線で、分野毎に細かく分析されレジメもわかりやすく参考になります。先生が数年かかり相談にのられるのに、正直、私でも出来るのかーと気が遠くなる時もありますが、まずは1つずつと思い、おめめどうさんのカレンダーから始めました!一番印象に残ったのは、発達の方は孤独に一人で独自に解決していく…みたいな内容のところです。娘に対して尊敬や愛おしい気持ちがわき、涙がでました。今回の内容通り、私たちは発達の方の気持ちがわからないんだなーと切なくもなり、改めて寄り添って行こうと思いました。今回のアタッチメントのところにはうちの娘の事だなーとか、コミュニケーションの目的の違いで、発達の方は情報のやりとりとあり、そうそう!私の言葉に出来ないイライラところはそこだ!と思いました。なぜ?が分かると、そうなんだ。となり無駄なイライラがなくなりました。最後の双方の歩み寄りが必須とは本当にそうですねきっと日常にもたくさんあるのではと思いました。今まで、娘の事が理解出来ず苦しい時がありましたが、知ることで理解しようと思えるようになりました。娘は二次障がいか、体調不良で不登校になってしまいましたが、元気になるよう見守りたいと思います。また講座がありましたら参加したいです。先生もお身体に気をつけて。またよろしくお願いします。


*今日も、ためになるお話をどうもありがとうございました。過去のネガティブな感情処理の支援は急がない、今の充実を重視すべしという言葉には、自分自身が諭されているような気持ちにさせられました。過去の振り返りに二の足を踏み続ける息子ではありますが、納得いくまで二の足を踏んでもらって、焦らずに見守っていこうと思います。そしてやはり、「屁理屈はパニック」は最高の合言葉ですね。名言です!またよろしくお願いします。


*深化編のまとめのような講座で1から3までを受講して良かったなと強く思います。通して受講することで、毎回概念を振り返ることができ、理解が深まりました。今回は、発達障がいの他者理解の難しさについて、自分自身が表面的な理解だったことに気づかされました。空気は読めるけれども、状況に応じた適切な行動の困難さがあるということや、人よりものに関心が向かいやすいこと、誰かの期待に応えたい気持ちや他者の言動に注意したり、真似をしたりする他者視点の薄さがベースにあるというお話に納得でした。その特性がコミュニケーション場面や日常生活に影響を及ぼし、不適応に陥ることがあるのだと理解が深まりました。幼少期からの感情教育がどれほど重要かと言うことに尽きます。そのための参考文献を教えていただけたこと非常にありがたく、これからの日々の臨床に活かしていきたいです。本当にありがとうございました。


*自他感情の理解を受講するのは、2回目でしたが、あぁそうだったとまたもや忘れていたことを再確認させられました。特に、他者の考えを想定しずらいということ。あの絵がとっても良かったです!私は定型なので、[私の質問や発言の意図]というのは、わざわざ言わなくても伝わるものと、無意識のうちに思っているんですよね。でも、凸凹さんには、そこをしっかり伝えないといけない。そこですれ違いがおきて、いざこざになる。本当そうだなぁと思いました。先日、そこを注意して話したらうまく行ったこともありました!ありがとうございます。

 

 

以上です。

 

昨年度、参加人数は少なかったのですが、お一人お一人の感想は毎回分厚く、盛りだくさんで、とてもとても励まされました。

 

改めて、ご参加、ご感想ありがとうございました!!

 

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 


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